GEMS/Water摩周湖モニタリングデータブック

 摩周湖は国連環境計画 (UNEP) のGEMS/Waterプログラムにおけるベースラインステーションとして、国立環境研究所を中心に水質のモニタリングが実施されており、当センターも調査に参画しています。

 本刊行物は、当センターと国立環境研究所地球環境研究センターおよび北見工業大学が共編で、これまでに蓄積されてきた摩周湖に関する自然科学的・人文社会的データを解説とともに収録したものです。(2004年10月発行。A4版、222ページ。)

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 印刷物の入手につきましては国立環境研究所地球環境研究センター交流係までお問い合わせ下さい。

[目次]

1. はじめに
  1.1 地球環境モニタリングとしての摩周湖調査
  1.2 摩周湖ベースラインモニタリングの四半世紀
  1.3 摩周湖調査20年を振り返って
2. データベースプロフィール
  2.1 摩周湖の諸元
  2.2 測定項目
  2.3 調査地点
  2.4 調査・測定担当者
3. モニタリングデータの解説
  3.1 摩周湖の気象
    3.1.1 気温
    3.1.2 降水量・積雪
    3.1.3 日照
    3.1.4 風向風速
  3.2 物理項目
    3.2.1 地形
    3.2.2 地質
    3.2.3 水位
    3.2.4 湧水
    3.2.5 水収支
  3.3 摩周湖周辺の大気
  3.4 一般項目
    3.4.1 水温
    3.4.2 電気伝導度
    3.4.3 pH
    3.4.4 溶存酸素
    3.4.5 透明度
  3.5 主要溶存成分及び微量金属成分
    3.5.1 採水準備
    3.5.2 採水及び試料水の前処理
    3.5.3 試料水の分析結果
    3.5.4 金属濃度及びイオン濃度測定上の重要な点
  3.6 有機汚染物質
  3.7 底質
  3.8 有機物と栄養塩
    3.8.1 有機物の起源
    3.8.2 BOD(生物学的酸素要求量)及びCOD(化学的酸素要求量)
    3.8.3 栄養塩(窒素及びリン)
  3.9 細菌類とピコ植物プランクトン
    3.9.1 細菌類
    3.9.2 ピコ植物プランクトン
  3.10 プランクトン
    3.10.1 植物プランクトン、クロロフィル-a
    3.10.2 動物プランクトン
  3.11 生息魚類
    3.11.1 生息魚種
    3.11.2 摩周湖のニジマス
    3.11.3 摩周湖のヒメマス
    3.11.4 ウグイの捕獲記録
    3.11.5 おわりに
  3.12 食物連鎖
  3.13 調査の難しさについて −採水調査準備の流れ−
    3.13.1 摩周湖調査に関わる許可申請手続き
    3.13.2 採水準備
    3.13.3 まとめ
4. 関連情報
  4.1 GISで見る摩周湖
    4.1.1 傾斜地形
    4.1.2 河川と集水域
    4.1.3 土地利用と植生
    4.1.4 保護地域
    4.1.5 鳥類の分布
  4.2 摩周カルデラの植物と概要
    4.2.1摩周カルデラ内外の植生
    4.2.2 カムイシュ島
    4.2.3 摩周岳と風衝草原
    4.2.4 摩周岳火口底
    4.2.5 水生植物
  4.3 摩周湖での魚類増殖のあゆみ
    4.3.1 湖沼漁業の始まり
    4.3.2 北海道へのニジマス移殖前史
    4.3.3 摩周湖へのニジマス移殖
    4.3.4 移殖されたニジマスの成長
    4.3.5 ヒメマスの放流
    4.3.6 おわりに
  4.4 摩周湖周辺の土地開発概要
    4.4.1 カルデラ内部と湖岸の利用
    4.4.2 外輪山の開発と利用
    4.4.3 外輪山腹から山麓の開発と利用
  4.5 摩周湖の観光事情
    4.5.1 観光特性
    4.5.2 観光客入込み数変遷
    4.5.3 湖面や外輪山の観光的利用
    4.5.4 周辺環境との関係
  4.6 弟子屈町史にみる摩周湖
    4.6.1 開拓期の弟子屈
    4.6.2 道路網の発達と摩周湖
    4.6.3 戦後復興〜現代の変遷と摩周湖観光
  4.7 摩周湖周辺の遺跡
    4.7.1 概要
  4.8 摩周湖の伝説と地名由来
    4.8.1 摩周湖の伝説
    4.8.2 「マシュウ」名称をめぐる謎
5. モニタリングデータ
6. 関連情報データ
7. 摩周湖に関係する文献リスト
8. 索引