北海道環境科学研究センター

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廃棄物  

廃棄物問題は近年、注目を浴びておりますが、これには処理に際しての、地域環境の汚染からフロンなどの地球規模の汚染、また、資源としてのリサイクルの課題、さらには跡を絶たない不法投棄など、この問題の深刻化が背景にあります。
 原因は、これまでの大量生産,大量消費,大量廃棄にあるわけで、国においては、循環型社会形成推進基本法をはじめ、容器包装リサイクル法など様々なリサイクル関連の法律を制定し、循環型社会への体制転換を推進しようとしております。


当センターとしても、リサイクル関連の調査研究に取り組み始めております。

その一つとして,道内の廃棄物全体(約4000万トン)のうち、約半分を占める有機系廃棄物の適正な資源化システムを考えております。有機系廃棄物やその資源化方法には様々なものがあり、リサイクル製品の需要にも限りがあるなど、地域や廃棄物の種類により、どのような資源化が好ましいかを判断することは難しい問題ですが、道内外で同様な問題に取り組む方々との連携を取りながら、取り組みを始めているところです。

有機系廃棄物や資源化技術の種類(主要なものを抜粋)

有機性廃棄物の種類 資源化技術
(多くは適用できる廃棄物種に
多少の制約がある)
生ごみ(家庭系および事業系) 飼料化
家畜ふん尿 バイオガス化
下水汚泥 コンポスト化
農作物収穫残渣 炭化
その他 その他

もう一つとして、木造住宅の土台に使用されていたCCA処理木材の適正な分別処理に関する調査研究があります。木材防腐剤の一つとして使用されていたCCAには、有害な砒素やクロムが含まれており、現時点ではCCA処理された廃木材をリサイクルする有効な手法はありません。CCA処理された廃木材の発生量は今後、増加が見込まれていることから、分別や廃棄処理方法も含めて、林産試験場と連携を取りながら調査研究を進めています。



旭川市の住宅土台に使用された防腐処理薬剤の推移(道立林産試験場)



防腐処理薬剤別の道内における解体土台発生量予測(道立林産試験場)

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